LINEのブロック率を下げる3つの工夫。読まれるメッセージと嫌われる配信の違い

Lステップ

せっかく集めた友だちが、配信のたびにどんどんブロックされていく」。
新潟で店舗を経営されている方からのご相談で、もっとも多いお悩みの一つがこれです。
チラシや店頭での声かけ、SNSからの誘導など、コツコツと積み上げてきた友だちリスト。
だからこそ、ブロック通知の数字が増えるたびに、心が削られるような感覚を覚える方も多いのではないでしょうか。

しかし、ここで知っておいていただきたいのは、ブロックされるのは「LINEだから」ではなく、「配信の設計が読者とずれている」からだという事実です。
配信頻度、配信内容、配信のターゲティング。
この3つを見直すだけで、ブロック率は驚くほど改善します。

さらに、2023年6月のLINE公式アカウント料金プラン改定以降、無差別な一斉配信はコスト増に直結するようになりました。
つまり、ブロック対策は「ファンの離脱を防ぐ」だけでなく、「無駄な広告費を削る」ための最重要施策なのです。

本記事では、最新の仕様に基づき、ブロック率を下げる3つの具体的な工夫を解説します。

弦巻 陽輔

studio-TH(弦巻 陽輔)

新潟唯一のLステップ正規代理店
商工会アドバイザーとして多数のLINE活用支援を実施中。

なぜLINE公式アカウントは「ブロック」されてしまうのか

そもそも、なぜユーザーは一度友だち追加したアカウントをブロックするのでしょうか。
LINEはユーザーにとって、家族・友人・職場の連絡で日常的に使う極めてプライベートな空間です。

メールアプリとは違い、「通知が来る=即座に確認する」という心理的なサンクコストが高いツールだからこそ、自分に関係ない情報が届いた瞬間に「ノイズ(邪魔なもの)」として排除=ブロックされてしまいます。

ブロックされる理由

ユーザーがブロックする3つの本音

最新のユーザー動向調査から見えてくる、ブロックの主な理由は以下の3点です。

  • 通知がうるさすぎる:生活リズムを無視した頻度や、深夜・早朝の配信。
  • 自分に関係ない情報が届く:男性にレディース商品の案内、既に来店した人に初回来店クーポンの案内など。
  • 「売り込み」の圧が強い:セールやキャンペーンの告知ばかりで、読むメリット(役立つ情報)がない。

つまり、ユーザーがブロックする本当の理由は「自分のための情報ではない」と感じたときです。
ここを無視して配信回数を増やしても、ブロックを加速させるだけになってしまいます。

ブロック率の「目安」とコストへの影響

工夫を語る前に、現在のブロック率を正しく把握しましょう。
LINE公式アカウントの管理画面(分析>友だち>属性)から確認できるブロック率は、一般的に以下の水準が目安となります。

  • 〜20%前後:非常に健全な運用です。
  • 30%〜40%:一般的ですが、配信内容の精査で改善の余地があります。
  • 50%以上:危険水域。
    友だち追加時の挨拶(あいさつメッセージ)や配信設計を抜本的に見直す必要があります。

※友だち追加直後のブロックは、クーポン獲得のみを目的とした層によるもので一定数避けられません。
重要なのは、「配信を行うたびに急増していないか」という点です。

読まれるメッセージと嫌われる配信、決定的な3つの違い

ブロック率に差が出るポイントは「頻度」「内容」「ターゲティング」の3つです。

違い1:配信「頻度」が読者のリズムに合っているか

嫌われる配信はリズムが不定期です。
逆に、読まれる配信は「毎週金曜の夕方」など、ユーザーが「そろそろ情報が来るな」と予測できるリズムで届きます。

違い2:配信「内容」が「価値」を提供しているか

嫌われる配信は毎回「セール」「クーポン」の繰り返しです。
読まれる配信は、プロならではの豆知識や店舗の裏側など、「開いてよかった」と思えるコンテンツが7割、セールスが3割の黄金比で構成されています。

違い3:「自分のための情報だ」と感じられるか

最も大きな違いは「一斉配信」か「セグメント配信」かです。
全員に同じ内容を送るのではなく、顧客の悩みや過去の利用状況に合わせて内容を出し分けることが、現代のLINE運用のスタンダードです。

工夫1:配信頻度を「読み手のリズム」に最適化する

新潟の店舗支援で推奨している、業種別の配信目安は以下の通りです。

  • 飲食店:週1回〜(ランチ前や週末の集客タイミング)
  • 美容室・サロン:月2〜4回(予約空き状況やホームケア情報)
  • 小売・物販:週1〜2回(新入荷・トレンド情報)

「ゴールデンタイム」を意識する

ターゲットがスマホを手に取る時間を狙います。

  • 主婦層:家事が一段落する14時〜16時
  • 会社員:通勤時の8時前後、または帰宅後の21時以降
  • 飲食店利用層:ランチを考え始める11時、仕事終わりの17時〜18時

工夫2:「売り込み」を「お役立ち情報」へ変換する

「配信=宣伝」という意識を捨てましょう。
以下の4つの型を回すことで、ブロックを防ぎつつ親近感を醸成できます。

  • お役立ち型:美容室なら「朝のセットが3分短縮するコツ」など。
  • 裏側ストーリー型:オーナーの想いやスタッフの日常。
    親近感がブロックを防ぎます。
  • アンケート型:回答者に合わせた情報を届けるための布石にします。
  • リッチメニューの活用:配信以外でも情報を得られるよう、メニューを充実させ、メッセージ配信自体の頻度を抑えます。

工夫3:セグメント配信(絞り込み配信)の徹底

これがブロック率を下げ、かつ配信コストを最小化する最強の手段です。

LINE標準機能での絞り込み

LINE公式アカウントの標準機能でも「みなし属性(性別、年代、居住地など)」での絞り込みが可能です(※ターゲットリーチ数が100人以上必要)。
これだけでも、男性に女性向け情報を送るようなミスを防げます。

Lステップ・エルメッセージによる高度なパーソナライズ

studio-THが推奨する拡張ツール(Lステップ等)を導入すると、より精密なセグメントが可能になります。

  • 来店履歴連動:30日来店がない人にだけ「お帰りなさいクーポン」を送る。
  • 興味関心連動:アンケートで「赤ワイン好き」と答えた人にだけ、新作ワインの入荷を知らせる。
  • クリック計測:特定のURLを踏んだ(興味を示した)人にだけ、詳細情報を追撃する。

「関係ない情報は送ってこないアカウントだ」という信頼こそが、最大のブロック防止策になります。

配信前のセルフチェックリスト

配信ボタンを押す前に、以下の3点を必ず確認してください。

1. ターゲット:この内容は、友だち全員が喜ぶものか?
(特定の誰かに絞れないか?

2. メリット:売り込みだけでなく、読み手にとっての「発見」や「得」はあるか?
3. タイミング:今、この時間に通知が行って迷惑ではないか?

まとめ:嫌われない配信は、読者を「主役」にすることから

LINE公式アカウントは、正しく運用すればこれほど強力な再来店・リピートツールはありません。

  • 工夫1:配信頻度を生活リズムに合わせる
  • 工夫2:内容を「お役立ち:宣伝=7:3」にする
  • 工夫3:セグメント配信で無駄な通知とコストを削る

新潟で長く愛される店舗・企業を目指すなら、まずは「一斉配信」からの脱却を検討してみてください。

「自社に最適な配信頻度がわからない」「セグメント配信の設定が難しそう」と感じたら、Lステップ・エルメッセージ認定代理店のstudio-THへご相談ください。
貴社の業態に合わせた最適な設計をサポートいたします。

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