スポーツが上手くなりたいなら「見る力」に着目しよう。子供の運動能力と視機能の関係 ⚾✨

視力回復センター

「うちの子、運動神経はそんなに悪くないはずなのに、どうしてもボールを上手くキャッチできない…」「サッカーでパスのタイミングが合わない」——そんなお悩みを抱える保護者の方は、実は少なくありません。

その要因の一つとして、「運動能力」そのものだけでなく「目の使い方」が関係している場合があります💡

スポーツの世界では今、「スポーツビジョン」という考え方が注目されています。
これは、スポーツに必要な”見る力”を意識することで、パフォーマンスの向上をサポートするという、研究が進められている分野です。
プロのアスリートの中にも、専門のビジョントレーニングを練習に取り入れている方が増えています✨

このコラムでは、「子供のスポーツ活動をサポートしたい」「視力と運動の関係に興味がある」という方に向けて、子供の視機能とスポーツの関係、そして親子で楽しく取り組めるビジョントレーニングを、わかりやすくご紹介していきます👀

1. 「視力1.0」だけじゃない!スポーツに関わる”見る力”とは?🔍

学校の視力検査で主に測られるのは、止まっている指標(ランドルト環)が見えるかどうかという「静止視力」です。
しかし、多くのスポーツシーンでは、それ以外にも多様な”見る力”が活用されています。

例えば、投げられたボール🥎、相手選手が出したパス⚽、ラケットに当たる瞬間の打球🎾——これらはすべて「動いているもの」です。
さらに、相手との距離、ボールの落下地点、味方の位置など、「奥行きや空間」を捉える力も重要になります。


💡 スポーツに関わる主な6つの視機能

1. 動体視力:動くものを捉える力⚡

2. 深視力(立体視):距離や奥行きを感じる力📏

3. 眼球運動:目をスムーズに動かす力🔄

4. 周辺視野:視界の端の情報にも気付く力👁️

5. 瞬間視:一瞬で情報を捉える力⚡

6. 眼と手・体の協応:見た情報に合わせて体を動かす力🤸

これらの力は、日々の活動や意識的なトレーニングによって活用能力を高められると考えられています✨ つまり、運動が苦手と感じているお子さんでも、「見る力」の使い方がスムーズになることで、動きが変化する可能性があるのです。

図解:スポーツビジョン6つの視機能

2. 動体視力——野球・テニスで活きる”動くものを追う力”⚾🎾

スポーツシーンでよく耳にするのが「動体視力」です。
これは、動いている対象物を視線で追う能力のこと。

動体視力には、横方向の動きを追う「DVA」と、前後方向の動きを追う「KVA」の2種類があります。

野球とKVA(前後の動き)⚾

ピッチャーから自分の方へ向かってくるボール。
これを捉えるには、奥行き方向に動くものへのピント調節の反応がポイントになります。

「空振りが続いてしまう」という場合、技術面だけでなく、ボールとの距離感の把握が課題となっている一つの要因かもしれません。

テニス・卓球とDVA(横方向の動き)🎾

ボールが左右に高速で動く競技では、「視線を素早く動かす力」が求められます。

視機能の発達が盛んな子供のうちに、さまざまな動きを経験して刺激を与えることは、将来に向けた健やかな体づくりの土台となります✨

図解:動体視力の仕組みと種類(DVA・KVA)

3. 深視力——サッカー・バスケで活きる”距離感”⚽🏀

次に重要なのが「深視力(立体視)」です。
これは、対象物までの距離や奥行きを把握する能力
両目で捉えた情報を脳で処理することで、立体感を得ています。

サッカーのパス精度と距離感⚽

味方選手までの距離やボールの落下地点の把握など、サッカーでは「空間の捉え方」がプレーに影響します。

バスケットボールのシュート精度🏀

ゴールリングまでの距離を正確に捉えることも、シュートコントロールに関わる要素です。
これには「両目をバランスよく使えること」が大切です。


👀 健やかな視生活のために

左右の視力のバランスは、深視力にも影響を与えるといわれます。
画面を近くで見すぎない、姿勢を正して読書をするといった習慣を大切にし、両目を均等に使える環境を整えてあげましょう✨

4. 眼球運動——スムーズな視線移動🔄

野球でボールを追う、サッカーで周囲を素早く確認する。
これらは目を動かす筋肉による「眼球運動」の働きです。

  • 追従性(パスート):動くものをなめらかに追う
  • 跳躍性(サッケード):視点をパッパッと素早く移す

これらがスムーズに行えると、「対象を見失いにくい」「情報の取り込みが早い」といったメリットが期待できます。

5. 周辺視野——広範囲を把握する👁️

サッカーやバスケで「視野が広い」と言われる選手は、「周辺視野」を上手く活用していることが多いです。

中心以外の視界から入る情報を意識的に使うことで、周囲の状況を同時に把握しやすくなると言われています。

6. 親子でチャレンジ!ビジョントレーニング5選🎯

ご家庭で遊び感覚で取り組める簡単なトレーニングをご紹介します。
1日5分程度から、無理のない範囲で楽しみましょう💪

イラスト:親子で楽しくビジョントレーニングをする様子

① 親指追従トレーニング🖐️

親指を立て、顔から30cmほど離した位置で左右・上下・斜めに動かします。
お子さんは顔を動かさず目だけで指先を追いましょう。

② 数字ジャンプ読み🔢

紙にランダムに数字を書き、壁に貼ります。
少し離れた位置から、その数字を順番に素早く目だけで追って読み上げます✨

③ 風船ラリー🎈

風船を使って、親子でラリーをします。
動きがゆっくりなので、動くものを追う練習に最適です。
「右手だけ」などルールを加えると楽しみながら取り組めます。

④ 遠近切り替え運動👀

「近くの自分の指→遠くの景色」と交互に視線を移動させ、それぞれにピントを合わせる練習です💡

⑤ ボール文字読み🎾

柔らかいボールにお手玉などに、数字をいくつか書きます。
それを投げた際に、書かれた数字を読み取ってからキャッチする練習です。


✨ 楽しく続けるためのポイント

短時間でOK
負担にならない程度に🌟

ゲーム感覚で取り組む
できたことを褒めてあげましょう。


異変を感じたら中止
目の疲れや痛み、頭痛があるときは休みましょう。

7. 取り組む際の注意点🌟

「視力が低いけれどトレーニングしても大丈夫?」という疑問もあるかと思います。

こうしたトレーニングは目を動かす筋肉や脳の活用を目的としたものであり、「見る力」を上手に引き出すサポートとして役立ちます。


⚠️ 確認事項

・本トレーニングは眼疾患の治療や視力の回復を保証するものではありません。

斜視や弱視、強い不同視などが疑われる場合は、まず眼科専門医に相談しましょう。

・体に不調を感じた場合はすぐに中止し、無理をさせないようにしましょう。

8. まとめ:目の活用でスポーツの楽しみを広げよう🌈

スポーツの上達には、筋力や技術だけでなく、情報を得る入り口である「視覚情報」の活用も大きく関わっています👀


🌟 今日のポイント

1. スポーツでは「静止視力」以外の多様な視機能が使われる👀

2. 動くものを追う力や距離感は、意識的な活用で向上が期待できる💪

3. 親子で1日5分、遊びの延長として取り入れるのが継続のコツ✨

4. 目の健康を考えた生活習慣の改善もあわせて行おう🌟

「運動が苦手かも」と悩んでいたお子さんも、目の使い方を意識することで、新しい感覚を掴めるかもしれません😊 お子さんの頑張りを温かく応援していきましょう。


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