LINE公式アカウントの「メッセージ配信回数(上限)」が気になる事業者は多いですが、実際に管理すべきは『回数』よりも『通数(課金対象のメッセージ数)』です。
本記事では、まず上限の仕様とカウントの考え方を整理し、次に課金構造(なぜ想定より増えるのか、どこでトラブルになるのか)を解説します。
そのうえで、回数を増やさなくても成果を出すための運用設計(導線・置き型情報・配信の役割分担)まで踏み込みます。
「自分は月に何通くらい、どんな配信設計にすべきか」を判断できる状態をゴールにしています。
studio-TH(弦巻 陽輔)
新潟唯一のLステップ正規代理店
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LINE公式アカウントのメッセージ配信回数には上限がある
LINE公式アカウントは、無制限にメッセージを送れる仕組みではありません。
プランごとに「無料で送れる通数」や「追加送信できる上限」が決まっており、上限を超えると配信できない、または追加費用が発生します。
ここで重要なのは、上限が『嫌な制限』というより、運用を健全にするための設計条件だという点です。
上限があるからこそ、誰に何を送るかを絞り、置き型情報や導線で補う発想が生まれます。
結果として、配信回数を増やすよりも、反応率と売上につながる運用に近づきます。
なぜ「配信回数の上限」が気になるのか
配信回数の上限が気になる理由は、ほとんどが「思ったより早く上限に達しそう」「課金が怖い」「何通送れば売上が伸びるのか分からない」の3つです。
特に中小事業者は、友だち数が増えるほど1回の配信で消費する通数が跳ね上がり、同じ運用でも急にコスト感が変わります。
また、LINEはメールより開封されやすい印象があるため、「たくさん送れば売れるはず」と考えがちです。
しかし実際は、配信が増えるほどブロックや無反応が増え、長期的に『届かないアカウント』になりやすいのが落とし穴です。
回数制限と「通数制限」の違い
検索で「回数上限」と言われがちですが、運用で本当に効いてくるのは「通数(メッセージ数)」の上限です。
回数は『何回配信したか』の感覚的な指標で、通数は『何人に送ったか×何回送ったか』に近い課金単位です。
たとえば友だちが1,000人いる場合、同じ内容を1回配信するだけで1,000通を消費します。
つまり、回数が少なくても通数は一気に増えますし、逆に回数が多くてもセグメント配信で対象を絞れば通数は抑えられます。
この違いを理解すると、「回数を減らす=成果が落ちる」という誤解から抜け出せます。

LINE公式アカウントのメッセージ配信上限の基本仕様
LINE公式アカウントの上限は、料金プランと「通数のカウント方法」をセットで理解する必要があります。
多くの人がつまずくのは、1回の配信で『何通』と数えるのかが直感とズレる点です。
また、無料枠を超えたときに「自動で課金されるのか」「そもそも送れなくなるのか」もプランや設定で挙動が変わります。
ここでは、まずプランごとの基本的な上限イメージを押さえ、次に「1通」の数え方の注意点を整理します。
細かいUI操作ではなく、運用判断に必要な仕様だけに絞って解説します。
無料プランの配信上限の考え方
無料(コミュニケーション)プランは、月あたりの無料メッセージ通数が少なく設定されています。
代表的には「月200通」が目安で、友だちが200人いれば『月1回の一斉配信』で枠を使い切る計算になります。
ここで大事なのは、無料プランは「試しに運用する」「導線と置き型情報を整える」期間として使うと効果的だということです。
無料枠で無理に頻繁配信をしようとすると、内容が薄くなり、ブロックを招きやすくなります。
むしろ、少ない通数で成果を出す設計(予約・購入・来店につながる導線)を先に作るほうが、後の有料移行でも無駄が出ません。
有料プランで何が変わるのか
有料プランでは、月あたりの無料枠(含まれる通数)が増え、さらに追加メッセージ(従量課金)で上限を引き上げられるのが一般的です。
つまり「送れなくなる不安」は減りますが、代わりに「送るほどコストが増える」構造がはっきりします。
ここで陥りがちなのが、枠が増えた安心感から配信回数を増やし、反応が落ちているのに通数だけが増える状態です。
有料化の本当の価値は、回数を増やすことではなく、セグメント配信や役割分担を前提に『必要な人に必要な情報を届ける』運用に移行できる点にあります。
費用対効果は、配信量ではなく設計の質で決まります。
「1通」とカウントされる条件の注意点
LINE公式アカウントの通数は、基本的に「送信対象の人数×送信数」で増えます。
さらに、1回の配信で最大3つの吹き出し(メッセージ)を送れる仕様があり、ここを誤解すると想定より通数が増えたように感じます。
ただし運用上は、「吹き出しを分ける=通数が3倍」と単純化して覚えるのではなく、どの機能が課金対象の送信としてカウントされるかを意識することが重要です。
また、ステップ配信や自動応答など『自動で送られるメッセージ』も、条件によって通数を消費します。
「手動で一斉配信していないのに減っている」という現象は、ここが原因になりやすいです。
配信回数を増やすと課金が発生する仕組み
課金の本質は「回数」ではなく「通数の消費量」です。
友だち数が増えるほど、同じ回数でもコストが増えるため、事業の成長とともに『配信設計の見直し』が必須になります。
また、LINEは反応が取りやすい一方で、配信が雑になるとブロックされやすく、通数を増やしても売上が伸びない状態に陥ります。
ここでは、料金と通数の関係を整理し、通数が増えやすい典型例、そして「知らないと起きやすい課金トラブル」を具体的に解説します。
コストを抑える目的だけでなく、成果を上げるための前提知識として押さえてください。
メッセージ数と料金の関係
料金は大きく「月額(プラン料金)」と「無料枠を超えた分の追加メッセージ(従量課金)」で構成されます。
つまり、同じ月額でも『無料枠内に収まる運用』なら追加費用は出ませんし、枠を超えれば超えた分だけ費用が増えます。
ここで重要なのは、追加課金は「配信回数が多いから」ではなく、「配信対象が広いまま回数を重ねたから」発生しやすい点です。
セグメント配信で対象を絞ったり、置き型情報に寄せたりすれば、回数を維持しても通数を抑えられます。
費用対効果を上げるコツは、配信量の最適化であって、単純な削減ではありません。
想定より通数が増えやすいケース
通数が想定より増えるのは、「一斉配信が多い」以外にも原因があります。
特に、友だち数が増えたタイミングで運用を変えないと、同じ感覚で配信しているのに消費が急増します。
また、自動化(ステップ配信・応答メッセージ)を入れると、手動配信が少なくても通数が積み上がることがあります。
さらに、告知・教育・販売・リマインドを全部『配信』でやろうとすると、1件のキャンペーンで複数回送る設計になり、月間通数が膨らみます。
通数が増えるのは悪ではありませんが、増える理由を説明できない状態が一番危険です。
- 友だち数が増えたのに、配信対象を絞らず一斉配信を続けている
- ステップ配信や自動応答が想定以上に発火している(問い合わせ増・キーワード反応増など)
- キャンペーン告知を「告知→詳細→締切→当日→お礼」と配信だけで完結させている
- 同じ内容を言い回しだけ変えて複数回送っている(反応が落ちやすい)
知らないと起きやすい課金トラブル
課金トラブルの多くは「上限を超えたこと」そのものより、運用側が『何が課金対象か』を把握しないまま走ってしまうことから起きます。
たとえば、無料枠内のつもりで配信していたのに、実は自動メッセージが積み上がっていて月末に枠を超えるケースがあります。
また、売上が伸びていないのに通数だけ増え、費用対効果が悪化して「LINEは高い」と判断してしまうのも典型です。
これはLINEが高いのではなく、配信が『全員向けの広告』になっていることが原因になりがちです。
課金を恐れて止めるのではなく、課金が発生する構造を前提に設計を変えることが解決策です。
配信回数が多すぎると起きる問題
配信回数を増やすと、短期的にはクリックや来店が増えることがあります。
しかし中長期では、ブロック率の上昇、反応率の低下、そして「必要なときに届かない」状態を招きやすくなります。
LINEは通知が強いメディアなので、ユーザーは『不要な配信』に敏感です。
回数が多いこと自体が悪いのではなく、価値の薄い配信が積み重なることが問題です。
ここでは、ブロックが増える典型パターンと、回数を増やしても成果が伸びない理由、そして回数より見るべき指標を整理します。
ブロック率が上がる典型パターン
ブロック率が上がるのは、配信頻度が高いからというより「自分ごと化できない情報が続く」からです。
たとえば、全員に同じセール告知を連発すると、興味がない人にとっては通知が『ノイズ』になります。
また、内容が毎回似ている、結局何をすればいいか分からない、リンク先が分かりにくい、といった体験が続くとブロックの引き金になります。
逆に言えば、頻度が多少高くても、必要な人に必要な情報が届いていればブロックは増えにくいです。
ブロックは「回数の問題」ではなく「設計の問題」と捉えるのが運用改善の近道です。
- セグメントなしで毎回『全員』に送っている
- 告知ばかりで、役立つ情報・不安解消・比較材料がない
- 1通の中に目的が多すぎて、行動が決められない
- 配信のたびに別リンクへ飛ばし、LINE内で完結しない
「たくさん送れば成果が出る」わけではない理由
配信回数を増やしても成果が伸びない最大の理由は、ユーザーの意思決定が『回数』ではなく『納得』で進むからです。
たとえば来店や購入には、価格・タイミング・不安・比較・家族の同意など複数の壁があります。
それを毎回の配信で押し切ろうとすると、圧が強くなり、反応が落ちます。
一方で、置き型情報(メニュー、料金、よくある質問、予約導線)が整っていれば、配信は「思い出してもらう」「背中を押す」役割に絞れます。
この状態では、回数が少なくても成果が出ます。
つまり、成果は『配信量』ではなく『導線と情報設計』で決まります。
回数より重要な指標とは何か
回数は管理しやすい一方で、成果との因果が弱い指標です。
見るべきは「届いた人がどう動いたか」「次も受け取りたいと思われているか」です。
具体的には、クリック率やコンバージョンだけでなく、ブロック率、友だち増減、セグメント別の反応差を追うと、配信の質が見えるようになります。
また、LINE内で完結する導線(予約、問い合わせ、商品一覧、よくある質問)を整えると、配信しない日でも成果が出るため、回数への依存が下がります。
回数を増やす前に、これらの指標が改善しているかを確認するのが合理的です。
- ブロック率:配信が『ノイズ』になっていないかの最重要指標
- クリック率:内容と導線が噛み合っているか
- コンバージョン率:予約・購入・来店など最終行動につながったか
- セグメント別反応:誰に何が刺さるか(全員配信の無駄を減らす)
現実的なメッセージ配信回数の目安
「月に何回送るべきか」は、友だち数・業種・目的・導線の完成度で変わります。
大切なのは、回数を先に決めるのではなく、配信の役割を決めたうえで必要回数に落とすことです。
たとえば、予約が必要な業種はリマインドが効きますし、単価が高い商材は教育コンテンツが必要になります。
一方で、置き型情報が整っていれば、配信は週1回以下でも十分に成果が出ることがあります。
ここでは業種・目的別の考え方と、少ない回数でも成果が出る条件、頻度を決める判断軸を提示します。
業種・目的別の配信頻度の考え方
配信頻度は「売りたいから増やす」ではなく、「顧客の検討サイクルに合わせる」のが基本です。
飲食やサロンのように来店頻度が高い業種は、週1回程度の『きっかけ作り』が機能しやすいです。
一方で、士業・工務店・高単価サービスのように検討期間が長い業種は、頻繁な売り込みより、月2〜4回の『信頼形成』のほうが効果的です。
また、採用やBtoBのように対象が限られる場合は、全員配信を減らし、個別対応やセグメント配信に寄せるほど通数効率が上がります。
頻度は業種よりも「目的」に引っ張られるため、目的別に設計しましょう。
| 目的 | 現実的な頻度の目安 | 配信の主な役割 |
|---|---|---|
| 来店促進(飲食・小売) | 週1回〜月6回程度 | 新商品・空席・季節メニューで『思い出し』を作る |
| 予約獲得(サロン・整体) | 週1回〜月4回程度 | 空き枠提示、指名・メニュー提案、リピート導線 |
| 高単価サービス(士業・コンサル) | 月2〜4回程度 | 不安解消、事例、比較材料で『納得』を積む |
| EC・通販 | 週1回〜月8回程度 | 新着・再入荷・レビュー・使い方で購入理由を作る |
少ない回数でも成果が出るケース
少ない回数でも成果が出るのは、配信が『主役』ではなく『最後の一押し』になっているケースです。
たとえば、リッチメニューに予約・料金・空き状況・よくある質問がまとまっていて、ユーザーが迷わず行動できる状態なら、配信は「今週の空き枠」だけでも十分です。
また、友だち追加直後のあいさつメッセージやステップ配信で基本情報が渡せていれば、定期配信で同じ説明を繰り返す必要がなくなります。
さらに、セグメント(興味・来店履歴・購入履歴)で送り分けができると、全体の配信回数を増やさずに、必要な人への接触回数だけを増やせます。
結果として通数も反応も最適化されます。
- リッチメニューに「予約・料金・アクセス・FAQ」が揃っている
- 友だち追加後に『最初に知るべき情報』が自動で届く
- セグメント配信で、必要な人にだけ案内できている
- 配信1通の中で、目的が1つに絞られている(行動が明確)
配信頻度を決める判断軸
頻度は「上限に合わせる」より、「顧客体験に合わせる」ほうが失敗しません。
判断軸は、
①顧客の購入・来店サイクル
②情報の鮮度(空席・在庫など)
③置き型情報の充実度
④セグメントの有無
の4つです。
置き型情報が弱い段階で頻度を上げると、配信が説明だらけになり、ブロックが増えます。
逆に、置き型情報が整っているなら、頻度は下げても成果が落ちにくいです。
また、友だち数が増えたら「回数を減らす」のではなく「対象を絞る」方向で調整すると、反応率を保ったまま通数を抑えられます。
- 購入・来店サイクル:週次で動く業種か、月次で検討する業種か
- 情報の鮮度:空席・在庫・締切など『今だけ』が多いか
- 置き型情報:配信しなくても必要情報に辿り着けるか
- セグメント:全員に送る必要がある内容か、対象を絞れるか
配信回数の上限を前提にした設計の考え方
上限を前提にすると、運用は「配信で頑張る」から「配信に頼らない仕組みを作る」へ変わります。
この発想転換ができると、通数が少ないプランでも成果が出やすくなり、仮に有料で通数を増やしても無駄打ちが減ります。
ポイントは、配信を『イベント』として使い、日常の情報提供は置き型に寄せることです。
さらに、配信の役割を分ける(告知、教育、信頼、リマインド)ことで、同じ回数でも反応が上がります。
ここでは導線設計、置き型情報、回数を減らしても成果を落とさない工夫を具体化します。
配信に頼りすぎない導線設計
配信に頼りすぎると、配信しない日は売上が止まり、上限やコストに振り回されます。
理想は、ユーザーが「知りたい→比較したい→予約したい」をLINE内で自己完結でき、配信は『思い出し』と『背中押し』だけにすることです。
そのためには、友だち追加直後に案内すべき導線(予約、商品一覧、問い合わせ、アクセス)を明確にし、迷子を作らない設計が必要です。
また、配信のリンク先が毎回バラバラだと、ユーザーは学習できず離脱します。
導線を固定化し、配信はその導線へ流す役割にすると、回数が少なくても成果が安定します。
- 配信のリンク先を「予約」「商品一覧」「相談」など少数に固定する
- 友だち追加直後に『最短で行動できる道』を提示する
- 配信は新情報だけを載せ、詳細は固定ページ・固定導線へ集約する
置き型情報(リッチメニュー・固定情報)の活用
置き型情報とは、配信しなくてもユーザーがいつでも見られる情報のことです。
リッチメニュー、固定メッセージ、ノート的なまとめ、よくある質問の導線などが該当します。
置き型が強いほど、配信は「更新のお知らせ」だけで済み、通数を節約できます。
また、置き型は『同じ説明を何度も配信する』無駄を減らし、スタッフ対応の工数も下げます。
特に中小事業者では、配信回数を増やすより、置き型で問い合わせを減らすほうが利益に直結しやすいです。
配信上限に悩むなら、まず置き型の整備が最優先です。
- リッチメニュー:予約/料金/メニュー/アクセス/FAQを常設する
- 固定情報:営業時間、定休日、支払い方法、キャンセル規定を明文化する
- 比較材料:選ばれる理由、事例、口コミ、ビフォーアフターをまとめる
回数を減らしても成果を落とさない工夫
回数を減らして成果を落とさないコツは、「1通の役割を明確にする」「対象を絞る」「配信以外で接触回数を作る」の3つです。
まず、1通に目的を1つだけ入れると、クリック率と行動率が上がりやすく、結果として少ない回数で同等以上の成果が出ます。
次に、全員配信を減らし、興味・属性・行動で送り分けると、通数を抑えつつ『必要な人への接触』は増やせます。
最後に、置き型情報や自動メッセージで日常の説明を代替すれば、定期配信はイベント時だけで十分になります。
回数を減らすのは我慢ではなく、設計の成熟です。
- 1通1目的:告知・予約・相談など、行動を1つに絞る
- セグメント:全員に送らず、必要な人にだけ送る
- 置き型+自動化:説明は固定化し、配信は更新通知にする
配信回数で悩んだときのチェックポイント
配信回数に悩むときは、たいてい「誰に何を届けるか」が曖昧になっています。
回数を増やすか減らすかの前に、配信の役割と対象を棚卸しすると、自然に最適回数が見えてきます。
また、配信でしか伝えられない情報と、置き型で十分な情報を分けると、通数の無駄が減ります。
さらに、配信を役割で分けていないと、毎回『全部入り』になり、回数も通数も増え、反応は落ちます。
ここでは、運用を立て直すための3つのチェックポイントを提示します。
いまの配信は「誰向け」か
まず確認すべきは、配信が「全員向け」になりすぎていないかです。
全員向けは一見効率的ですが、実際は『関係ない人』にも通数を使い、ブロックを増やしやすい配信形態です。
配信のたびに、対象を「新規」「リピーター」「休眠」「特定メニュー利用者」などに分けて考えるだけで、内容の精度が上がります。
対象が明確になると、言葉もオファーも変わり、少ない回数でも反応が出やすくなります。
回数の悩みは、ターゲット設計の悩みに置き換えると解決しやすいです。
配信しなくても伝わる情報は何か
次に、「それは本当に配信で言うべきか」を点検します。
営業時間、アクセス、料金、メニュー、予約方法などは、配信で繰り返すほど通数を消費し、ユーザーには『また同じ話』と受け取られがちです。
これらは置き型情報に移し、配信は更新や季節の提案など『今送る意味がある情報』に絞ると、回数を減らしても成果が落ちにくくなります。
配信は流れて消える情報、置き型は積み上がる資産です。
資産化できる情報を増やすほど、上限のストレスは減ります。
- 置き型に移すべき:料金、メニュー、アクセス、予約手順、FAQ、キャンセル規定
- 配信で送る価値が高い:空き枠、締切、季節限定、在庫僅少、イベント告知
回数ではなく役割で配信を分けているか
配信がうまくいかないときは、1通の中に「告知」「教育」「信頼」「販売」「リマインド」が混ざっていることが多いです。
役割が混ざると、文章が長くなり、結局何をしてほしいのか分からず、クリックも予約も起きにくくなります。
役割で分けると、同じ月4回でも『意味のある4回』になり、回数を増やさなくても成果が出ます。
たとえば、1回目は事例で信頼、2回目はFAQで不安解消、3回目は空き枠提示、4回目は締切リマインド、のように設計できます。
回数を議論する前に、役割の設計図を作ることが最優先です。
- 信頼:事例、口コミ、ビフォーアフター、選ばれる理由
- 教育:使い方、選び方、失敗しないポイント
- 告知:新商品、キャンペーン、イベント
- 行動:予約、購入、相談への明確な導線
まとめ|配信回数の上限は「制限」ではなく設計のヒント
LINE公式アカウントの上限で悩むとき、解決策は「もっと送れるプランにする」だけではありません。
上限は、配信を主役にしない運用へ移行するためのヒントです。
通数の仕組みを理解し、課金構造を前提に、導線と置き型情報を整えると、少ない回数でも成果が出る状態を作れます。
そして、配信は役割と対象を絞るほど反応が上がり、結果として通数効率も改善します。
回数を増やす競争から降りて、設計で勝つ運用に切り替えることが、最も現実的で再現性の高い戦略です。
上限を理解すると運用は楽になる
上限を理解すると、「今月あと何回送れるか」という不安が、「誰に送るべきか」「送らなくても伝わる仕組みは何か」という建設的な問いに変わります。
通数は、友だち数が増えるほど自然に重くなるため、成長に合わせて設計をアップデートする必要があります。
その際、置き型情報を整え、配信をイベント化し、対象を絞る運用にしておけば、上限は大きな問題になりません。
むしろ、無駄な配信が減り、ブロック率が下がり、必要なときに届くアカウントになります。
運用が楽になるのは、配信を減らしたからではなく、配信の役割が明確になったからです。
回数に振り回されないための視点
回数に振り回されないためには、「配信=売上」ではなく「配信=導線に流すトリガー」と捉えることが重要です。
売上を作るのは、置き型情報での納得形成と、迷わない導線、そして必要な人への適切なタイミングの一押しです。
回数を増やす前に、
①置き型情報は揃っているか
②全員配信になっていないか
③1通1目的になっているか
を点検してください。
この3点が整うと、月の配信回数は自然に『必要十分』に落ち着きます。
上限は制限ではなく、成果が出る運用へ矯正してくれるガイドです。
自分では難しいと思ったら
LINE公式アカウントは、設定や配信を自己流で進めると
「時間をかけた割に成果が出ない」
という状態になりやすいツールです。
もし、
- 今の設定や運用が正しいか不安
- 配信しているが、予約や問い合わせにつながらない
- 無料のままで続けるべきか、有料に切り替えるべきか迷っている
- Lステップなど拡張ツールが必要か判断できない
このような悩みがある場合は、
一度専門家の視点で整理してもらうだけでも、次にやるべきことが明確になります。
「全部任せる」のではなく、
現状確認や方向性の相談だけでも問題ありません。
無駄な遠回りや不要な課金を避けたい方は、
お気軽にご相談ください。


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